車の雨染みの原因とは?
雨が降った翌日に車のボディーを見ると、白い膜が付着していることがあります。
これは雨の水滴が乾いて残った汚れです。
雨染みと呼ぶことも多いです。
水分は蒸発して乾くと、不純物だけが残って白い物体として残ります。
これ自体は仕方ないことです。
ただ、雨が降った翌日なのに車のボディーに雨染みがない車もあります。
雨染みがある車と、無い車の違いは撥水作用です。
撥水作用とは、雨粒が表面を転がり落ちるような働きを指します。
おそらく雨染みがない車は、こういった撥水性に優れていると考えられます。
これはコーティングの質が大きく関わってきます。
紫外線の影響を受けて塗装部分が劣化していると撥水性も落ちるので雨染みができやすいです。
例えば、撥水性に優れたガラスコーティングなどを行えば雨染みが発生する確率もかなり減るはずです。
ちなみに防水スプレーなどもありますが、これは雨がボディに浸透しないためのスプレーなので、撥水性とはまたちょっと違います。
撥水性はもっと雨水を弾くようなイメージです。
雨水が表面をつるりと滑る作用を与えるためには、ぜひガラスコーティングを検討してみてください。
決して安いものではありませんが、耐久性もあり、3年から5年持つのでランニングコストを考えれば決して高くはありません。